独りで事業を立ち上げ順調に成長している社長は20人位までは何とか一人であれこれと全体に指示をしやっていける。
しかし、そこから更に事業を伸ばしたい、発展させたいとなれば、頼りになるナンバー2が必要になる。
そこでよく訊かれるのは、ナンバー2はどんな人間がよいのか?ということ。
その会社の状況、状態によって、また社長の特長によって求めるナンバー2は変わっていくが、
トップとナンバー2の関係は、トップにとって有能ナンバー2であればいい。
トップ(自分)にとってのナンバー2となれば、ナンバー2に求めるものを先に考えるよりも、トップである自分はどんな自分なのか、といった自己理解を深めることが大事だ。
と自分を知ることで、求めるナンバー2が見えてくる。
それを踏まえた上で、ナンバー2はどんな人がよいのか?と問われたら、
保有しているビジネススキル以上に人間性を重視する。
この人間性とは、単なる人柄が良いというだけでなく、トップに対する姿勢・態度が重要になってくる。
デキる自分を自負するのはいいが、それが前面に出たり、トップと意見が違うのはいいが、口には出さないものの自分が正しいと思っていたり(諫言とは違う)、
こうした有能性はナンバー2には向かない。
トップを支えるのがナンバー2である。
だからナンバー2はナンバー2として役割を果たす。
その役割は何でどんな目的でナンバー2であるのか?
ナンバー2はそれを認識していなければならない。
技能、スキルが高いからと言ってナンバー2を選ぶと上手くいっているうちはいいが、特に危機になった時、このことがよくわかるだろう。
トップにとって、有能なナンバー2、
ナンバー2にとって、支えがいのあるトップ、
二人にとって、こんな出会いがあれば事業は成功する。
今日も穏やかな一日になりますように!
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