テレワークが進み、必要な時にしか、メンバー(部下、同僚、上司)とコミュニケーションを取らなくなったという人は多いです。
それは、業務上効率的であるという一方で、
社内の人なのか外部の人なのか、あまり変わらない…
といっ関係性に戸惑いまでいかないまでも感じている人もいます。
こうした状況をみると、中間管理職は大変だなと思います。
ドラッカーは、組織を率いる人の在り方について、
「人のできないことに気づいても、
できることに目を向けないような人間は、
やがて組織の精神を低下させてしまう」
と言っていますが、
業務効率を生み出すスキルばかりに目がいって、
できていないこと、満たされていないことを突くようになると、
組織(メンバー)は疲弊していくことでしょう。
ディスプレイの中の相手(部下、お客様もそうですが)を
よく観ておかないと、
それは何をどう観るのかを意識しておかないと、
しかも、ネガティブな側面なのか、プラスの側面なのか、
意識の矛先によって、観え方が変わるので、
発せられている重要シグナルを見逃してしまいます。
これからは、「観察する力」はとても大切になります、
テレワークが当たり前の世界であればあるほど。
しかしながら、ただ観察する力を付ければよいということではなく、
そこから何をどう気づくのか、
そしてその気づきを何にどう活かすのか、
人の良い所に目を向ける、
といったことはここにあると思うのです。
相手のことを知る、理解することは、
自分を知ってもらえる、理解してもらえる第一歩です。
そうすることで、自然と関係性もよくなってきます。
このことは、誰しもが経験済みではありますが、
今回の新しい環境(テレワークが当たり前で仕事をする)では、
意識して努めておくとよいと思います、老婆心ながら。
今日も穏やかな一日になりますように!
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