支配されている状態では、表面的には従っていても、
心はその反対、いわゆる面従腹背というのがある。
それでも、支配する側は事が成立していればそれでもいい、
権力を利かせることもできるので尚都合いい。
しかし、状況が変化する、
崩れた状態になってくるとそうはいかなくなる。
波がさあーっと引くように、人も引いていく(去っていく)。
(かつて私は、「こんな泥船に乗っていられない」と言われ、
去っていた社員のその言葉を忘れることはできない)
一方で、苦しい状況でも、
「元気出していきましょう!」
と上(も下も)を励ますように行動してくれる人たちがいる。
その違いはどこにあるのか?
一人ひとりの考え方や資質の違いもあるだろう。
そして、ドラッカーがこう言っている、
「経営管理者が学ぶことのできない資質、 習得することができず、 もともともっていなければならない資質がある。才能ではなく真摯さである」
真摯さ…
真摯さは、学ぶことも習得することもできない…
真摯さとは、一体何か?
分かっているようで分かっていない…
真摯さとは、
まじめで熱心なこと。また、そのさま。
と辞書にある。
まじめで熱心なこと、
ただそうあればいいということではないような気がする。
「まじめで熱心な」エネルギーはどこに向かってのものなのか?
ここを見ているのだと思う、周りの人たちは。
仮に習得できなくても、
磨き続けなくてはいけないものがある。
それは考える力と実践する事。
いくつになっても、少しでもいいので、真摯でいたいものだ。
今日も穏やかな一日になりますように!
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