会社の方向性や価値観、そして戦略・戦術を、理解共感し行動しているが、チームメンバー(部下)をまとめるのは容易ではない。
メンバーは同じ行動をしたとしても同じ成果が出るわけではないし、時にはそりが合わず感情的になることもある、お互いに。
出来ない部下?なのか、出来ない上司?なのか。
そのどちらでもない事がよくある。
その場合は、役割の理解がお互いにあってその理解のもと行動しているかどうか、ここが大事になる。
「1兆ドルコーチ」エリック・シュミット (著), ジョナサン・ローゼンバーグ (著)にこういったくだりがある。
どんな会社の成功を支えるのも人だ。マネージャーの1番大事な仕事は、部下が仕事で実力を発揮し、成長し、発展できるように手を貸すことだ。我々には成功を望み、大きなことを成し遂げる力を持ち、やる気に満ちて仕事に来る、とびきり優秀な人材がいる。優秀な人材は、持てるエネルギーを解放し、増幅できる環境でこそ成功する。マネージャーは「支援」「敬意」「信頼」を通じてその環境を生み出すべきだ。
しくみ、システム、ツールの活用、とても大事だ。
しかし、どれもそれを使いこなすのは人であり、人が成果を生み出している。
組織は人である。
人と人の関係性の中に仕事が流れている。
だから、人のマネジメントが上手くできて、優秀なリーダーとなる。
テレワークがマネジメントを難しくしていることもあるが、それ自体が大きな落とし穴ではなく、
メンバーと向き合う姿勢や態度に目を向けてみることがより大事であり、それによって変化をつくり出すことは可能だと思う。
中間管理職の方は大変だと思いますが、部下の力を引き出すことが自分の力が付くことでもありますので、意識してみてください。
今日も穏やかな一日になりますように!
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