「会社は安心できる場所ではなくなった」
こんにちは。
トライアルサポーター(通称トラサポ)計良 昌幸です。
「90年代の働き方」
では、新卒で入社し19年勤めた会社を辞めるまでの私の心の変化をここでお伝えいたします。
私が入社したのは平成元年4月1日。
まさに日本が経済で世界の頂点に立った年の新卒入社です。
自分的にはファッションや洋服、また営業が好きだったことから、大学時代もそういうアルバイトばかりしていました。
結果、アパレルブランド、某百貨店など、就職先は絞り込まれて行きました。
結果、先輩が熱心に誘ってくくれた、その業界では1,2を争う「呉服専門店チェーン」の老舗企業に入社しました。
当時、内定者(大学4年)はとても企業に大事にされました。
そうです、内定者が辞退しないようにです。
私たちも例にもれずとても大切に扱われました。
でもそれは4月1日の入社式を迎えるまでは!!!でした!!!
入社式を迎えた途端「奴隷」と化すのです(笑)。
でも、自分でもそんなもんだろうとわかっていたので、現実は厳しかったですが、何の違和感もなく仕事を遂行していました。
そんな中でも先輩や同僚には恵まれ、仕事も覚え順調に?馴染んでいったと思います。
この会社、ある意味良かったのは、単純な「売上至上主義」な会社で、とにかく売上順位ですべて出世がきまっていく。
とても簡単な評価システムでした!
なので、単純な私はそこそこがんばってしっかり仕事をして成果を出しました。(と思います。)
あと、時代的に「飲みにケーション」も多く、お酒もよく飲み、二日酔いで会社にいくのは当たり前でしたが、また夕方くらいから復活して、店舗の閉店時間まで仕事をきっちりやって、また終わった後も反省会という毎日。
良く寝ないで仕事に行きました。
まさに私の親父のような生活だったのか?と思います。
何の違和感もなく、これが仕事だと思って、会社から与えられた予算と格闘する日々。
転勤も2年から3年に1回くらいしています。
それが当然だと思っていましたから・・・。
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