「終身雇用の終了と成果主義の台頭」」
こんにちは。
トライアルサポーター(通称トラサポ)計良 昌幸です。
「PCとインターネットが世界を変えた」
私もその頃、景気が悪くなる中、着物という高額品の販売の仕事をしていましたが、会社は社員のやる気を出そうと尻をたたく、そこでは賞与に大きな差をつける。結果、成果主義という側面が強くなる。
でもご存じの通りそんなのは逆効果で、社内はギクシャク殺伐としていく。
中堅で長くその会社にいた人は、それまでの積み重ねもあり戦いますが、若い人はそれを見てどう思うか?
当然、未来なんて見えないのですからどんどん退職という選択肢を選ぶ。
離職率が上がったという言葉を聴くのもこの頃です。
でも、まだまだ他の企業に転職する人たちは多く、リクルートエージェントさんやJACリクルートメントさんのような人材紹介会社が乱立するのもこのころ。
転職が商売になり始めたのです。
仕事ができて自分に自信のある人は、どんどん条件の良い企業へ転職し、その上、収入もアップさせていく。
そんなキャリアアップのスタイルを選ぶようになりました。
もう、年功序列制度は風前の灯に。
いよいよ時代が変わり始めました。
まだまだ日本にはそのくらい新興企業がうまれてくるパワーを持っていたのだと気づかされます。
ビジネスにおける環境も変わりだします。
1995年、ウインドウズ95の発売と共にPCも身近な存在になり、携帯電話が普及し、世の中はいよいよ、いつどこにいても仕事ができる。(それが自分の首を絞めた人も多いでしょうが・・・笑)
そんな状態になっていきました。
これまでの会社に行くことで少なくとも仕事をしたという承認をもらっていた人たち(何も仕事しなくとも笑)。
やりにくい時代になってきました。
やがてインターネットが普及し、まさか、ショッピングまでもがネットにとって変わられるとは・・・・。
もっと言うとスマホを使って通勤時の電車の中で買物する。
すると早ければその日の夜には自宅にその商品が届いている!
予想はできましたが、ここまで早急に世の中が変わるとは・・・。
私も、現場で働いていて、これは会社の持つ意味も大きくちがってくるな・・・と感じ出します。
特に、そんな時代の変革についていけない経営陣を要する企業に勤める人は悲劇です。
会社のために尽くしても、リストラでクビは切られる。
会社も経営陣の失敗で一気に窮地に陥る。
その上、給与も上がらない。
こうして、会社にいることの意義に疑問を持ち始めた人たちが、さあどうしようか?と考え出す(まだ動き出さないですが)のもこの頃。
そしていよいよ、世の中はリーマンショックという、天罰のような不況に見舞われます。
私自身もこのころ、人生は1度しかないということで、それまでいた会社に見切りをつけ、飛び出しました!
でも、やはり、1度目は転職でしたね!
勇気を振り絞って退職願いを出しました!
ここから私の人生も大きな転換を迎えることとなります。